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森泉 インタビュー

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Special Interview 森泉
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――これまで鹿児島を旅した経験はありますか?

鹿児島はどこか離島に行く際に立ち寄ったくらいで、ちゃんと訪れたのは初めて。普段行かない場所は、その土地に呼ばれないとなかなか来られないって言うし、こうやって来られたのも何かのご縁があったんだろうな。

――湧水町と聞いて、何を思い浮かべましたか?

湧水町は名前からして縁起がいいよね。水がきれいな場所なんだろうなって想像していました。実際に来てみたら本当に自然豊かで、水だけじゃなくて空気もきれい。こんなに自然がきれいな場所は、日本の宝だなって本当に思います。

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――今回は自然豊かな場所をたくさん訪れました。

「丸池湧水」の水のきれいさにびっくり! すれ違う人達もみんな「モネの絵画みたい」って言ってたよ。日本って水がきれいな場所が多いし、私もそういう場所が好きで見に行く機会も多いんだけど、ここはダントツでキレイ。あんなに透き通っていて、まわりの緑が写り込んでエメラルドグリーンにもなっていて。あの色も天気や時間で変わるんだろうね。自分の気持ちまで映し出されるような、神秘的な感じがした。5~6月だとホタルもいるんでしょ? 季節ごとに違った風景に出会えるのも魅力的だよね。

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――湧き水も飲んでいただきましたが、お味はどうでしたか?

クセのなく飲みやすいやさしい味でしたね。冷たくておいしかった。大きなポリタンクやペットボトルを持って湧き水を汲みに来ている地元の方がすごくたくさんいて、うらやましかった。私も車で通える距離にあれば汲みにきちゃうなって思ったもん。あのお水でごはんを炊いたら、絶対おいしいよね。

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鹿児島の雄大な景色と湧水町ならではの落ち着いた空気感がたまらなく素敵でした
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――山にも行きました。左561段、右555段の枕木階段を歩いた感想は?

登る前は「これどこまで続いているんだろう……」って、けっこうぞっとするんだけど(笑)、ちゃんと途中に休憩場所があったから休み休み登れば大丈夫。おすすめは、階段を登るときは後ろを振り返りたい気持ちをグッと我慢して、登り切ったご褒美にあの絶景を見るのがいいと思う。階段を登った先にある展望台はさらに眺望がよくて、本当に景色に癒される場所だった。降りるときは高い場所から下を見下ろしているからちょっとスリリングだけど、気持ち良かった~。

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――展望台から見えた、霧島アート牧場では乗馬を体験しました。

乗馬体験は牧場のサークル内か、平坦な海辺にするのが一般的な気がするけど、あそこは馬に乗ったまま丘を登ったのが貴重な体験。あの環境はめずらしいよね。空気が澄んでいて風も気持ちよくて、深呼吸をいっぱいしたい感じ。馬の上から見たランドスケープのシルエットは忘れられないな。馬にとっても、あんなに広い場所でのびのび過ごせるのはストレスが少なくていいよね。オープンな場所で、道行く人が間近で馬を見られるし、人と馬が近いってとてもいいなと思った。

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アートを身近に感じられるのはまちの大きな魅力ですね
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チェ・ジョンファ作「あなたこそアート」

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――霧島アートの森での撮影では、ポージングが美し過ぎました……

あの額縁に見立てたアートは、誰といっしょに撮ってもかっこよく見えるようになっていたよ(笑) 野外にアート作品が並ぶ美術館って新鮮。作品自体も大きくてダイナミックで、あの雄大な自然の中にあると、迫力がすごい。鉄のトンネルは入った瞬間、別世界! 暗くてひんやりしていて、音の響き方も違っていて……でもそれが妙に心地いい。あそこ、きっとみんな好きだと思う。あの錆びた質感もアートだったよね。これまでどんな風に変化して、これからどう変わっていくのか、その変化そのものがアートになっていくんだろうな。

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――今回の旅でのグルメの思い出は?

「里山の麺処と和布あそび あら木」のアーモンドラーメンが印象的。豚骨ベースだけど、アーモンドたっぷりで香ばしい。あともやしがシャッキシャキ。普段あんまりラーメンは食べないんだけど、ぜんぜんヘビーじゃなくてすごくおいしかった。ロケーションも良かったよね。本当にこんな住宅地にラーメン屋さんがあるのかなって思いながら、お店に続く小道を歩くのもワクワク感があったし、お店に入ったらご主人がDIYしたテラスがあって、奥さん手作りの布小物が並んでいて、料理だけじゃないおもてなしをしてもらった感じ。「お食事処はにわ」で食べたお魚と土鍋ごはん、「森のやかた湯ったり館」のお野菜たっぷりランチも、どれもおいしくて大満足!

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――湧水町の旅を振り返っての感想は?

もう本当に自然豊か。緑があって空気が澄んでいて水もきれいで。しかも自然があるだけじゃなくて、馬に乗れたり美術館があったり、SLもあって! アクティビティもいろいろ。ファミリーで来ても楽しめるし、大人の女子旅でもみんな心が洗われそう。あとは、どこに行ってもまちの方々が「いいよ、いいよ」って大らかな感じもうれしかったな。乗馬は牧場を出て広い丘まで散歩できるし、美術館ではアート作品に自由に触れたり座ったりできるし、ラーメン屋さんではテラスで育てていたプチトマトをもぎって食べていいって言ってたし(笑)、のびのび過ごせて空気がきれいな場所って最高だね。

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――プライベートでの旅の思い出を教えてください。

国内旅行なら、ワンちゃんといっしょに過ごせるホテルによく行きます。庭にドッグランがあったり、ワンちゃん用の温泉があったり。ワンちゃんといっしょにゴーカートに乗ったこともあるよ! 海外旅行に行くときはお留守番してもらうから、国内旅行はいっしょに行ける場所が必須条件で、ワンちゃんとの思い出もたくさん作りたいと思っているんだよね。

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――旅の必需品は?

特にナイ!けっこう現地で揃えちゃうタイプなんだよね。その方が新しいものに出会えるし、使ってみて失敗でも、やっぱりいつものがいいな~と改めて愛用品の良さを実感できるし。「絶対これは持って行く」って決めちゃうと忘れたときストレスになるでしょ。それがイヤ。持ち物なんてひとり旅じゃない限り、だいたいなんとかなる!

――では荷物は少ない方ですか?

プレゼント用のお菓子とコスメは多めに持っていく。友だちにお土産として渡すだけじゃなくて、旅先で出会った人、たとえばタクシーの運転手さんとかにもあげるの。海外に行ったとき「日本のお菓子だよ」って羊羹をあげたら、すごく喜んでもらえたことがあったよ。もし余ったら、自分で食べちゃえばいいしね。

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――森さんにとって、旅はどんな時間ですか?

自分を見つめ直す機会。いつもと違う環境に身を置くことで、自分は何が好きで、何を居心地がいいと思っているのか、自分を知る時間になると思う。勝手に自分は苦手だろうなと思っていた食べ物が、旅先で食べると意外と大丈夫だったりすることもあって、体験してみないと分からないことってあるよね。同じ旅先でも20歳で見えるもの、40歳で見えるものは違う。「絶対に行きたい!」って思う場所はいっしょかもしれないし、何回も通った場所を急に「もう行かなくていいや」って思うかもしれない。変わった自分と変わらない自分、どちらも再発見できるのが、旅の醍醐味。自分を知るってやっぱり大事だと思うから。

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森泉
Profile

1982年10月18日生まれ、東京出身。19歳でモデルデビューし、パリ・オートクチュールコレクションに出演。「25ans」「GLOW」「FRaU」「VOGUE JAPAN」「VERY」など数々のファッション誌の誌面を飾る。タレントとしても数々のバラエティ番組に出演。特技はDIYで、著書「MY DIY BOOK」でも自身のDIYアイディアやテクニックを紹介。動物好きとしても知られ、動物番組にも多く出演する。

衣装協力

1日目/ワンピース85,800円(Co|イーストランド 03-6231-2970)、バック111,100円(PIERRE HARDY|ピエール アルデイ 東京 03-6712-6809)、その他スタイリスト私物

2日目/ニットベスト28,600円(Weekend Max Mara|マックスマーラ ジャパン 0120-030-535)、バック111,100円(PIERRE HARDY|ピエール アルデイ 東京 03-6712-6809)、その他スタイリスト私物

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協力

鹿児島県湧水町

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編集長

播磨雄介

編集

石川 葵

アドバタイジング

田中伸幸

デザイナー

尾崎淳子(ヒストリアル)

HTMLコーダー

ヒストリアル

発行人

井上秀嗣

発行元

株式会社ブランジスタメディア

東京都渋谷区桜丘町20番4号ネクシィーズスクエアビル

03-6415-1183

美しい自然がもたらす 湧水町の名産品

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