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FOCAL[フォーカル]

岡本玲さん、スペシャルインタビュー

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小さい頃、湯浅に来たことはあるけど、しっかりとした記憶はないと話していた岡本さん。それでも「湯浅といえば?」と聞くと「醤油!」と即答。和歌山出身だからこそ感じた、湯浅の魅力を尋ねました。

―― 今回は湯浅グルメを堪能しました。印象的だったお料理は?

「小宿 栖原温泉」でいただいた湯浅なすの茶碗蒸しが、出汁がきいていて、具材の味がしっかり生きていてとってもおいしかったです。なすの中身をくりぬいて器にしていたのにも驚きました。ほかにもお料理をたくさん出していただいたけど、全部おいしくて。ぺろっと食べちゃいました。

―― 醤油を泡立てた“泡醤油”には、みんな驚いていました。

お刺身に添えられていた、泡状のお醤油はクリーミーで、口のなかで溶けた瞬間にお醤油の味がしっかり際立っていました。見たことがないものに驚き過ぎて、泡醤油をつけた後、もう一回、液体のお醤油を使いそうになるくらい(笑)。出していただいた白身のお魚との相性も抜群でした。

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―― みかん農家が営む「M.CITRUS」では
   ソフトクリームをいただきました。

ミルクとバレンシアオレンジのミックスソフトクリーム、めちゃくちゃおいしかった! オレンジの方はさわやかで、ミルクは濃いけど後味はすっきりで、あのバランスは最高。しかも、ソフトクリームのコーンって最後は底にクリームがたまってドロドロになってしまいがちだけど、底に果肉とジュレが入っていて最後までおいしく食べられる、完璧なソフトクリームでした。

―― 国産のバレンシアオレンジっていうのも、
   めずらしいですよね。

うちは母が「和歌山はみかんだけじゃなくオレンジもおいしいから」って、よく東京の家に送ってくれていたので、なじみがありました。

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古いものを残しながら

新しいものも生み出されている

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―― 東京で暮らしながらも、和歌山の食材が身近なんですね。

柑橘類だけじゃなく、和歌山のお野菜も送ってもらって東京で食べているんですが、やっぱり地元の食材はおいしいです。家の冷蔵庫には湯浅のお醤油もありますし、実家にはお醤油とポン酢が何種類もあります。

―― 醤油といえば、湯浅醤油の蔵で醤油の諸味を混ぜる
   櫂入れ体験をしてもらいました。

あの櫂、すごく重かったです。昔からの変わらぬ製法なんですよね。大変でも手作業で醤油を作っているなんて。職人さんってかっこいいですね。湯浅醤油の社長のお話も印象的でした。食材によって使う醤油を変えて欲しいっておっしゃっていて。私はもともと料理にあわせていろんな調味料を使うのが好きなんですけど、今回お醤油をつくる工程を見学して、一層お醤油にこだわっていきたいし、いろんな使い分けを楽しみたいと思いました。

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―― JR湯浅駅の旧駅舎を改装した「湯浅米醤」でいただいた、
   炙り餅はどうでしたか?

羽二重餅なのですごくやわらかいんですけど、きな粉をまぶしてから炙っているのでカリッとしてて香ばしさもありました。醤油味と味噌味があって、どっちもおいしかったです。木造のベンチなども残っていて、新しいけどレトロな内装も素敵でした。

―― 旧栖原家住宅も、かつての醤油醸造所の名残が残る
   レトロな建物でした。

100年以上も前に建てられた建物が、あんなにきれいに残っているなんてすごい。天井もすごく高くて、畳の上でのんびりしながら「ここで住み込みの人が働いていたんだろうな」って妄想しちゃいました。

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―― 地元にほど近い場所を旅するおもしろさは感じられましたか?

そうですね。和歌山県人だからこそ、湯浅の醤油については小学校の頃に習ったなじみ深いものでしたが、「湯浅米醤」のような新しい施設は知らなくて、和歌山は素敵な観光地としてどんどん発展しているんだとうれしくなりました。地元を離れたからこそ、帰ってきたときにパワーアップしていると「私もがんばらなきゃ」って気持ちにさせてもらえるし、凝り固まっていた頭がほぐれていく感覚はあります。「和歌山のおすすめスポットはどこ?」ってよく聞かれるので、これからは湯浅町もみんなにおすすめしていきたいです。

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旅で頭と心をからっぽにして

新しい刺激をもらって帰る

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―― プライベートでは、最近旅行に行きましたか?

去年の6月、中学時代の同級生と石垣島に行きました。実は私、プライベートで海に行くのも、友達と旅行するのも初めてで。休みが不規則なお仕事だから、ふだんはひとりでフラッと夜行バスで旅に出てしまうんです。ひとり旅だと大きなリアクションを取ってしまったとき恥ずかしいけど、友達といっしょならわいわい話せるし、何より自分が写っている旅先での写真が残るのっていいなって(笑)。後から写真を見返す楽しさも知りました。

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――旅をするとき、何を目的にすることが多いですか?

舞台の地方公演、海外公演を見に行くこともありますが、基本的に旅の目的はリフレッシュ。寺社仏閣が好きで少し前までは、京都や伊勢神宮に1~2年に一度のペースで足を運んでいました。そのときに見つけたパワースポットに行って、ぼーっとして、頭とこころのなかを空っぽにしてから、新しい刺激を入れて帰る、みたいな感覚で旅をするのが好きなんです。関西出身だからか、南の方にばかり行ってしまうので、今後は新潟や秋田に行ってみたい。まだ何があるのか調べてないけど、きれいな景色に出会いたいですね。

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岡本玲
岡本玲
Profile

1991年6月18日生まれ。和歌山県出身。2003年にティーン向けファッション誌『nicola』でモデルデビュー。その後、ドラマ、映画、舞台、CMなど多方面で活躍中。主な出演作にフジテレビドラマ『フリーター、家を買う』、『救命病棟』、日本テレビ『わたし旦那をシェアしてた』、NHK連続テレビ小説『純と愛』『わろてんか』、舞台『壁蝨』、『森 フォレ』、『レオポルトシュタット』、『ブレイキング・ザ・コード』など。主演映画『茶飲友達』が1館からスタートし、ミニシアターを中心に全国で上映され話題に。2023年8月~TOKYO MXドラマ『その結婚、正気ですか?』で連ドラ初主演。格差婚を描くラブコメディでズボラなアラサー女子を好演中。

衣装協力

・1日目/ブルゾン46,200円、キャミソール37,400円、スカート39,600円(アンスリード|アンスリード 青山店 03-3409-5503)、バッグ99,000円(トリー バーチ|トリー バーチ ジャパン 0120-705-710)、その他スタイリスト私物

・2日目/ドレス110,000円、バッグ60,500円(トリー バーチ|トリー バーチ ジャパン 0120-705-710)、指輪〈右手中指〉31,900円(イー・エム|イー・エム アオヤマ 03-6712-6797)、その他スタイリスト私物

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撮影・取材協力

和歌山県湯浅町

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編集長

播磨雄介

編集

阿部大亮、細淵佳奈子、石川 葵、福田桃子
大熊静香、吉川綾乃、白田麻依子、石田詩織

アドバタイジング

三浦繁人

デザイナー

尾崎淳子、中村 綾(ヒストリアル)

HTMLコーダー

ヒストリアル

発行人

井上秀嗣

発行元

株式会社ブランジスタメディア

東京都渋谷区桜丘町20番4号ネクシィーズスクエアビル

03-6415-1183

教えます!湯浅のうまさ

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