奈良県の中央部、吉野郡の北部に位置する吉野町(よしのちょう)。県庁所在地・奈良市からは、車で約1時間30分ほどで到着します。世界遺産に登録された吉野山をはじめ数々の文化遺産が大切に守られている吉野町。古事記、日本書紀、万葉集にも記述があるほか、後の天武天皇である大海人皇子や源義経、後醍醐天皇も訪れた日本の歴史と深い結びつきがあります。町の中央には吉野川が流れ、春は吉野山の桜が、秋には紅葉で訪れる人々を魅了します。町の一部は吉野熊野国立公園、吉野川・津風呂県立自然公園に指定されるなど、豊かな自然に囲まれた四季折々の表情が楽しめる町です。