
自然と文化的な場所が共存しながらも、現在まで美しく保存されている高梁市。そんな高梁市を初めて訪れた佐野ひなこさんと、今回の旅を振り返ります。
――高梁市の一泊二日の旅はいかがでしたか。
巡った場所がどこも文化的で、そうした歴史ある建造物や伝統を今も残されているということや、それを町全体が大切にされているのを感じられてすごいなと思いました。特に、1日目に訪れた吹屋地区は、赤色顔料のベンガラ生産で栄えたかつての様子を今に伝えてくれるような歴史的な町で、赤色が印象的でした。このような赤色で統一された町があるということに、とても驚きました。ベンガラ染物体験も行ったのですが、お店の方が「ダイナミックですね」と仰ってくださって。私自身、染物体験は初めてだったのですが、「大人の泥遊び」みたいな感覚で、とても楽しかったです。綺麗な黄色の色合いにお花みたいな模様がうまくできたので、100点満点の出来栄えなんじゃないかと思っています(笑)。