古代の王や豪族などを埋葬する墳丘が特徴の古墳。応神天皇陵古墳は、大阪府藤井寺市から羽曳野市にかけて広がる古市古墳群の盟主墳で、日本最大級の規模を誇る前方後円墳として知られ、2019年に世界遺産に登録された「百舌鳥・古市古墳群」の構成資産の一つです。墳丘の横にある散策路を歩けば、その巨大さを実感できます。本格的な発掘調査は行われていませんが5世紀前半の築造とされ、円筒埴輪や水鳥、盾、家などの形象埴輪のほかに、クジラやタコなどの土製品等が出土しています。

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住所／大阪府羽曳野市誉田3・5・6丁目
電話／072-958-1111（羽曳野市教育委員会文化財課）

応神天皇を祭る日本最古の八幡宮と伝わる誉田八幡宮。源頼朝が寄進したとされる神輿や、周辺古墳から出土した馬具などの国宝が保管されています。境内には八幡宮と応神天皇陵をつなぐ放生橋があり、9月15日の秋季大祭では応神天皇の御霊をのせた神輿を担ぎ、御陵まで渡る「お渡り」の儀式が行われるとのこと。普段は非公開の天皇陵への一般入場が許される全国で唯一の祭礼なのだそう。

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住所／大阪府羽曳野市誉田3-2-8
電話／072-956-0635
時間／5:00～19:00 ※宝物庫見学は土曜日13:00～16:00
料金／宝物庫拝観料400円

お昼ご飯は、華やかな和洋折衷料理が楽しめるエイトバースへ。店主自ら直売所へ出向き食材を買い付け、旬の魚や野菜を使った品々を提供しています。ランチメニューは日替わりで、その日仕入れる旬ものに合わせて考案。来店するたびに違った料理が堪能できます。この日は、羽曳野産の野菜や大阪湾で獲れた魚を使った小鉢料理がなんと13品も。「どれから食べよう」と心弾みます。大阪ワインや日本酒など地酒もたくさんあるので、迷ったらぜひ店主に相談を。

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住所／大阪府羽曳野市川向182
電話／072-958-0588
時間／ランチ11:30～15:00（L.O.14:00）、ディナー18:00スタート　※1日2組限定（予約制）
定休日／火曜日、第2月曜日

ワインをつくり続けて80年余りの老舗ワイナリーで、作り手の案内による醸造施設が見学できるツアーを実施しています。絞ったぶどうを発酵させる巨大なステンレスタンクや木樽などが見られ、ワインのテイスティングも楽しめます。多彩な銘柄をつくるこちらのおすすめは白ワインの「金徳葡萄酒デラウエア」。フルーティーな香りと軽い飲み心地が特徴で味わいもすっきり。さまざまなワインが飲み比べでき、自分好みの味を見つけられます。

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住所／大阪府羽曳野市駒ヶ谷1027
電話／072-956-0181
時間／10:00～18:00、土日祝9:00～18:00
定休日／不定休
料金／ワイナリー見学会（要予約）、6人以下…1人：平日2,200円、土日祝2,750円、7人以上…1人：1,650円～　※詳細は公式サイト参照

面積約5ヘクタール（東京ドームと同等）におよぶ広大なぶどう畑を所有する飛鳥ワインでは、化学肥料や農薬を使用しない有機栽培でぶどうを育てています。「おいしいワインはぶどう畑から」をモットーに、自家製の堆肥を使うなど土壌づくりにも妥協しません。収穫時期は糖度などを参考に見極めるそう。たわわに実ったシャルドネの収穫を少しだけお手伝いしました。作り手によりぶどうの魅力が最大限まで引き出された大阪ワインが、より一層味わい深く感じられそうです。

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住所／大阪府羽曳野市飛鳥1104
電話／072-956-2020
時間／月曜日～金曜日・日曜日10:00～17:00
定休日／土曜日、祝日
料金／ワイナリーツアー（要予約）、1人4,500円　※詳細は公式サイト参照

地元農家が丹精込めて育てる農産物を販売しており、平日・休日を問わず、新鮮な野菜や青果を求める買い物客でにぎわいます。ぶどうは羽曳野の特産品の一つで、食べごろの7～9月になるとデラウエア、巨峰、シャインマスカットなどの品種が売り場にずらり。手頃な価格で旬ものが手に入るため、人気の食材は午前中に売り切れることも。ぶどうジュースやドライフルーツといった加工品もあり、お土産選びで迷ってしまうほど品ぞろえが豊富です。

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住所／大阪府羽曳野市埴生野975-3
電話／072-957-6900（総合棟）
時間／9:30～17:00
定休日／木曜日、年末年始

2021年オープンのベーグル専門店です。店頭には自慢のベーグル約16種とベーグルサンド約7種が並びます。国産小麦の「はるゆたか」を使った生地を野生酵母で低温熟成させ焼き上げるため、しっかりとした弾力のあるもっちり食感が楽しいです。1番人気は「そぼろと青じそ」のベーグル。甘辛いそぼろと青じその爽やかな風味が相性抜群の一品です。人気の品は平日でも、午前中に売り切れてしまうことも。午前中の来店がおすすめです。

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住所／大阪府羽曳野市古市4-5-3
時間／8:00～完売次第終了
定休日／不定休　※営業スケジュールは公式Instagram参照

羽曳野市文化財展示室は、古市古墳群の世界遺産登録に向けて2015年に設置された資料室です。古墳や埴輪についての資料と合わせて、古市古墳群から出土した貴重な埴輪やガラス玉などの副葬品が観賞できます。160cmを超える大きな円筒埴輪から手のひらサイズの装飾品まで、埴輪を中心とした展示品100点以上が間近に見られ、とても見応えがあります。これほどたくさんの埴輪が見られる資料館は羽曳野市ではここだけ。古代ロマンを感じられるスポットで、立ち寄る価値ありです。

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住所／大阪府羽曳野市白鳥3-147
電話／072-958-1111（羽曳野市教育委員会文化財課）
時間／10:00～16:00
定休日／土曜日、日曜日、祝日、年末年始
料金／観覧無料

世界遺産に登録されている古市古墳群の中心に位置し、粘土を使った埴輪づくりが体験できます。遡ること1600年前の古墳時代、ここ河内誉田では埴輪づくりが盛んで、周辺古墳からは多くのハニワが出土しているそう。「教科書に出てきたハニワがこんなに身近にあったのか」と驚きました。お手本を参考に、こねたり、くっつけたり、童心にかえって作業に没頭。目と口になる穴あけは緊張の瞬間で、ここで表情に個性が出るのが醍醐味。世界に一つだけのハニワが完成しました。

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住所／大阪府羽曳野市誉田3-22-21
電話／072-958-3344
時間／10:00～17:00　※埴輪づくり体験は、10:00または13:30からの開催
定休日／不定休
料金／埴輪づくり体験（要予約）、1人1,870円※詳細は公式サイト参照

ランチは異国情緒あふれる雰囲気が魅力のメゾンインコへ。数量限定で提供される人気のランチコースを注文すると、羽曳野の食材をふんだんに使用した彩り豊かな料理が次々と登場。前菜にはじまり、パスタ、メイン、デザートと、ちょっとずついろんな味が楽しめて大満足です。自家製ドリンクやケーキなども充実しているので、カフェタイムにもぜひお邪魔したいところ。リラックスできる空間で、くつろぎのひとときを過ごしました。

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住所／大阪府羽曳野市栄町9-10-102
電話／072-959-7380
時間／11:00～22:00 ※日曜日はテイクアウトのみ
定休日／月曜日

日本遺産に認定されている日本最古の国道・竹内街道を西へ進むと白鳥陵古墳が見えてきます。日本武尊（やまとたけるのみこと）の陵墓とされ、日本書紀によると、各国遠征の帰途に伊勢で息をひきとった日本武尊が、白鳥に姿を変えてこの地に舞い降りたとされる「白鳥伝説」の舞台です。また天高く飛び立つ姿が「羽を曳くが如く」だと伝わり「羽曳野」の名の由来に。世界遺産に登録されている古市古墳群の一つで、周濠越しに青々と茂る壮大な墳丘を眺めることができます。日本遺産と世界遺産が重なる、なんともぜいたくなパワースポットです。

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住所／大阪府羽曳野市軽里3丁目

散策を満喫した後は、スイーツでブレイクタイム。いただいたのは、古墳の世界遺産登録をきっかけに誕生したケーキ。前方後円墳の形をしたホワイトチョコの中には、甘酸っぱいラズベリークリームが。爽やかな風味が口の中に広がります。優しい甘さとふわふわ食感で不動の人気を誇る看板スイーツ「マダム・ヨーコ」をはじめ、自然栽培の果実を使ったジャムやドレッシングなども取り揃えており、ショッピングも楽しめました。

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住所／大阪府羽曳野市軽里2-73-1
電話／072-958-4444
時間／店舗9:30～19:00、カフェ9:30～17:00（L.O.16:00）、モーニング9:30～11:00、ランチ11:00～15:00
定休日／年中無休 ※元日除く