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星野真里 インタビュー

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Special Interview 星野真里
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――厚木にはどんなイメージがありますか?

実は大学で3年間通っていた場所なんです。本来は1、2年だけですが、どうしても1単位だけ取れなくてプラスもう1年……。学内ではこれを、「厚木返し」といいます(笑) 今回のお話をいただいたときに、ご縁があるまちだなと思いました。観光のイメージはなかったんですが、都心から近いので移動疲れがない。その分、旅を満喫できるのではないかな、と。

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――まずは市内でも人気のあつぎ豚のランチを味わいました。

「タベルナ ラ・メッセ」さんはお店の雰囲気が温かかったですね。お店の方のジョークも楽しくて。地元に愛されるお店というのを肌で感じることができました。あつぎ豚のカツレツは、旨味があってジューシーだけれど脂はクドくない。サクッといただけておいしかったです。

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――初めての吹きガラス体験はいかがでしたか?

前に、娘と一緒にガラス工房に行ったことがあって、ガラス工芸体験は今回の旅のなかでも楽しみにしていたことのひとつでした! こういう1つのことに集中する作業が大好きなんです。フルーツをのせたいなと思って、小皿を作らせてもらいました。すっごく面白かったです。

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――「あつぎ郷土博物館」では熱心にお話しされていましたね。

歴史が好きで、詳しいわけではないんですが、学生の頃から縄文時代とか卑弥呼の話にはロマンというかなにか感じるものがあります。「あつぎ郷土博物館」では有孔鍔付(ゆうこうつばつき)土器といわれる縄文土器を見させていただきましたが、正面中央部には女性とみられる人体表現があって。描かれた本当の意味はわからないですが、時代を超えて女性という存在を感じることができた気がします。大学時代通っていたまちですが、厚木市ってこんな歴史があったんだ、と学びの時間になりました。

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――旅の間、訪問先の方の目を見てコミュニケーションを取られる星野さんの姿が印象的でした。なにか意識されていることがあるのでしょうか?

年齢を重ね、未来はいつまでも続くと思っていたことがそうではないということも経験して、出会った今しか話は聞けないし、せっかくならお話ししたいなと思うようになりました。若い頃、しゃべらなさ過ぎたんです。人と話すときは「はい」とか「いいえ」とか、いかに短く答えて会話を終わらせることができるかを重視していたところがあって(笑) もったいないことをしました。今も苦手意識やプレッシャーはすごくあるんですが、死ぬまでにナチュラルにコミュニケーションが取れる人間になれたらいいなと思っています。

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――短歌がお得意だという星野さん、今回の旅を短歌で表現するなら?

旅全体で一首というのが難しくて、それぞれのスポットでいくつか詠んでみました。上から、「あつぎ郷土博物館」「厚木グラススタジオ」「サンクトガーレン タップルーム」です。 顔ほどの松ぼっくりに誘われて厚木の青き空へとゆこう

柔らかなガラスに息を吹き込めば丸く私の星は始まる

ゴールデンエールごくりと飲んでまた内なる海をほのかに染めよ Special Interview 星野真里
「書きたいな」という思いもあって、訪問先の方ともコミュニケーションを取りたいと思ったんですよね。人と話さないと情報がないし、その場の空気を知りたかったので。短歌があるから、何気なく過ぎてしまうものに対して「私は何を思っているだろう?」と立ち止まることができて、それぞれの旅先のイメージが短歌とともにしっかりと残っているんです。そんな機会を短歌に与えてもらいました。

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酒蔵でみつけた「昭和」の白文字の温もりを知る昭和生まれは
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――「黄金井酒造」での一首も! こちらでは酒蔵見学をしましたね。

学生の頃から存在は知っていたんですが、今回初めてうかがいました。授乳が終わってから、飲めなかったお酒が急に飲めるようになったので、この旅でおじゃまできるのが楽しみでした。

――試飲されたお酒はいかがでしたか?

大吟醸の「盛升」をいただきました。フルーティな香りで、後味はすっきり。「飲み過ぎそう……!」と思われたのか、黄金井さんから止められました(笑)。

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――「サンクトガーレン タップルーム」ではクラフトビールの世界に触れました。ビールもよく飲まれますか?

普段ビールはあまり飲まないんですが、今回いただいたものはどれも飲みやすくておいしかったです。明るい時間からのビールは最高ですね~。4種類のビールを味わいましたが、マスターの岩本さんがそれぞれのビールの特徴や、どれから飲むのがおすすめかを教えてくださって、いろいろと情報を得ながら飲むお酒はいいものだなと思いました。

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――プライベートではどんな旅をしていますか?

家族3人キャンパーなんです。先日は、17家族が集まって一大キャンプイベントをしてきました(笑)。

――そんな一面もお持ちなんですね。これからどんな旅がしたいですか?

学生時代の友人と女子旅もいいし、主人とならスキューバーダイビングとか。それと、実は大型二輪の免許を持っていて。親にも事務所にも反対されていたんですが、妊娠中にこっそり教習所に通ってとったんです。2人でツーリングするのが老後の夢ですね。

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星野真里
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Profile

1981年7月27日生まれ、埼玉県出身。幼少の頃から劇団に所属し、子役として活動。1995年にNHKドラマ『春よ、来い』で本格的に女優活動を開始し、TBSドラマ『3年B組金八先生』に坂本金八の娘・坂本乙女役で出演し注目を集める。連続テレビ小説『ごちそうさん』ほか『龍馬伝』『奥様は、取り扱い注意』『シンデレラデート』など多くのドラマ、映画、舞台、バラエティ番組などに出演。現在は、NHK Eテレ『NHK短歌』で司会を務めるほか、セザンヌ化粧品のイメージキャラクターに起用されている。

衣装協力

1日目/オレンジフードコート114,400円、イエロータートルニット33,600円、チェックスカート41,800円、エナメルブーツ70,400円、ストライプストール22,000(TELA|ティースクエア プレスルーム 03-5770-7068)、ゴールドイヤリング24,200円(Jouete 0120-10-6616)、ブラウンモチーフミニバッグ26,400円(DRESSLAVE|ジオン商事プレスルーム 03-5792-8008)

2日目/ブルーコート33,900円(Desigual|デシグアル 東京 銀座中央通り 03-6264-5431)、ライトブルーニット46,200円、バーガンディ柄スカート47,300円(TELA|ティースクエア プレスルーム 03-5770-7068)、ブラウンローファーブーツ12,980円(RANDA 06-6451-1248)、クロコミニバッグ15,180円(Cepica|ジオン商事プレスルーム 03-5792-8008)、シルバーイヤリング17,600円(Jouete 0120-10-6616)

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取材・撮影協力

神奈川県厚木市

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編集長

播磨雄介

編集

石川 葵

アドバタイジング

岩田紘弥

デザイナー

ヒストリアル

HTMLコーダー

ヒストリアル

発行人

井上秀嗣

発行元

株式会社ブランジスタメディア

東京都渋谷区桜丘町20番4号ネクシィーズスクエアビル

03-6415-1183

旅もいいけど、住むにもいい! 暮らしたくなる厚木市の魅力

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