大人のショートトリップ先としておすすめの厚木市は、知れば知るほど“住むまち”としても良いところだと気付かされました。温泉あり、フルーツ狩りあり、イベントあり! ここでは厚木市の魅力を多方面から深堀り。子育てしやすい街、借りて住みたい街、買って住みたい街のランキングでそれぞれ全国トップクラスに位置づけられる人気の秘密を紐解きます。
大人のショートトリップ先としておすすめの厚木市は、知れば知るほど“住むまち”としても良いところだと気付かされました。温泉あり、フルーツ狩りあり、イベントあり! ここでは厚木市の魅力を多方面から深堀り。子育てしやすい街、借りて住みたい街、買って住みたい街のランキングでそれぞれ全国トップクラスに位置づけられる人気の秘密を紐解きます。
厚木市には「東丹沢七沢温泉郷」と「飯山温泉郷」、意外に思われるかもしれませんが2つの温泉郷があります。「東丹沢七沢温泉郷」はぬるめの強アルカリ泉で、肌の新陳代謝を促す美肌の湯といわれています。大山の東に位置し、古き良き温泉地の風情を感じることができるでしょう。「飯山温泉郷」は日本屈指の強アルカリ性でpH11以上、美人の湯と呼ばれることも。東丹沢山麓の東端にあり、桜や紅葉の名所としても知られています。
恵まれた自然環境により長い期間、フルーツ狩りを楽しむことができます。1月上旬~5月はいちご狩りを。多品種を栽培する農園が多く、食べ比べができるのもポイントです。6月~8月は最近人気のブルーベリー。ビタミンやミネラル、抗酸化力のあるアントシアニンが豊富でヘルシーさも魅力です。8月中旬からはぶどうと梨の登場。ぶどうは巨峰や藤稔など食べごたえのある品種を、梨は豊水や新星などの品種がいただけます。
厚木市は「日経 共働き子育てしやすい街ランキング2021」で全国5位にランクイン。共働きをする際に必須となる施設や補助、保育の質を担保するための取り組みが評価されたといわれています。なかでも、第1子、第2子は12か月間、第3子以降は2歳になるまで毎月紙おむつが支給される支援策は大きな話題に。急な預かりサービス、授乳やおむつ替えができる施設の検索アプリの提供など、多岐にわたるサービスが充実しています。
LIFULL HOME’Sの調査(2022年)で、本厚木が「借りて住みたい街」で1位、「買って住みたい街」で5位になりました。ワーク・ライフ・バランスの変化やコロナ禍を経て、都心へのアクセスがよく、住環境、自然環境に恵まれた厚木市への注目度を裏付ける結果に。実際に「離れていた地元に戻ってきた」「結婚を機に厚木市へ転入」という市民の方も。マイホームの購入や親世帯との同居や近居をサポートする補助金制度もあるそう。
大花火大会や出店、ダンスコンテストなどを目当てに毎年70万人以上が訪れるという「あつぎ鮎まつり」を筆頭に、厚木では1年を通して多種多様なイベントが開催されています。安心、安全な地元の農畜産物が並ぶ朝市や夕焼け市、国内外の大道芸人が一堂に会する「にぎわい爆発!あつぎ国際大道芸」、参加型のあつぎ飯山桜まつりやあつぎジャズナイトなど……。趣向を凝らしたイベントは、市民はもちろん旅行客や観光客にとって厚木市の魅力を深く知る機会になりそう。