りんごの生産量が日本一を誇る青森県。夏場に太平洋から冷たい風「やませ」が吹き付ける県南地方では、かつて、りんごを守る防風林の役割としてさくらんぼが植えられました。さくらんぼは、地域の気候に適していることやそのおいしさから、次第に果実を収穫するために栽培されるようになりました。やがて一人の研究員が県独自の大玉品種の開発に取り組み始めます。20年以上の研究の末、ハート型のキュートな見た目と大きさが特徴の「ジュノハート」が誕生。生産者に話を伺うと、さまざまな工夫を凝らしながら、高品質なジュノハートを生産しようとする意欲が伝わってきました。その熱意に触れて、進化に前向きな青森県で心躍るひと時を過ごしませんか？