北海道「観月苑」なら十勝の魅力を余すところなく満喫できる

北海道

2021.01.26

旅色プラス

北海道の十勝と聞いて思い浮かべるのは、雄大な緑と豊富な農作物。この地に身を置くだけで、自然とおおらかな気持ちになれるから不思議です。
今回紹介する「観月苑」があるのは、十勝川のほとり。JR帯広駅からは車で20分程度で、新千歳空港からも帯広・十勝川温泉方面行きの高速バスが走っているのでアクセスしやすい場所にあります。世界的にも珍しい天然モール温泉、ご当地料理や地元で採れる食材を使った一品など、滞在するだけで十勝の魅力にどっぷり浸れる宿ですよ。

まろやかな肌触りのモール温泉

十勝温泉を語るうえで外せないのが「天然モール温泉」。日本はもとより世界の中でも珍しい温泉です。植物のキエスと岩石のミネラルの両方がたっぷりと含まれているので、ほかの植物性温泉にはない、化粧水レベルの保湿力が期待できると言われています。また神経痛、筋肉痛、関節痛といった症状を持つ方にもおすすめ。

庭園露天風呂から望む、広大な十勝の風景を眺めながら心ゆくまで湯浴みする贅沢さといったら。日帰り入浴も可能なので、目的地と目的地の合間にぜひ立ち寄ってみて。

趣向を変えた100室

シンプルを極めた和室、デザイン性の高い内装と家具を配したモダンルームなど、全100室ある客室すべて十勝の空気感が漂う空間に。中でも季節の花が咲くハーブガーデンや十勝川が見渡せる“月観デッキ”付きの客室、最上階の展望露天風呂付特別室は常に人気なので早めの予約がベター。浴室はあえて解放的に設計されているので、良質な十勝温泉と絶景を思う存分堪能することができます。

気分や用途に合わせて、客室選びからとことん楽しんで！

食材の宝庫が魅せるとびきりの一品

夕食、朝食ともにメインで使う食材は地元のものです。大地と海が育んだ多くの食材は、この上なく五感を満たし、記憶に刻まれるものばかり。

和食会席膳は、旬の食材を第一にバランスよく構成されています。和洋食バイキングには、特設コーナーが設けられ、帯広名物の豚丼やラクレットなど、十勝のうまいもんがズラリ。

焼いて、炒めて、蒸して、茹でて。どんな調理法でも素材の持ち味が際立ち、何皿でも何口でもペロッと食べられそう！

「サ国」プロジェクトってナニ？？

「サ国」プロジェクトとは、サウナを広める活動のこと。サウナの本場であるフィンランドと自然環境が似ていることから、十勝の宿泊施設、病院、DMOなどが団結し「十勝サウナ協議会」が立ち上げられました。

「観月苑」では、フィンランドで親しまれているロウリュを導入。ドライサウナとは異なり、比較的に温度は低く湿度が高いので苦手意識のある人でも心地よく利用できるのだとか。観光で訪れてもおこもりで滞在しても、十勝の良さが120%わかるステイになるはず。

◆観月苑（かんげつえん）
住所：北海道河東郡音更町十勝川温泉南14-2
電話：0155-46-2001
チェックイン：15:00
チェックアウト：10:00
アクセス：JR帯広駅より車で20分

「観月苑」公式ホームページはこちら