[タベサキ Vol.5]
有名人のこだわり語り “おいしい”話
桜庭ななみさんインタビュー
全国
2019.04.25
タベサキ
桜庭さんが最近ハマっている「レモン味」の食べ物とは? 桜庭さんのおいしい思い出やライフスタイルを伺います。
Text:Yuko Takebayashi(effect) 、Photo:Yuji Kanno、Styling:Kuniko Higashino、Hair&Make:SAKURA、Location:EBISU FRY BAR
衣装協力:ワンピース(イエナ|メゾン▲イエナ 03-5731-8841)、イヤリング(Jouete|0120-10-6616)
お蕎麦は、私にとっては季節の風物詩
最近外食に行く事が増えたのですが、私はお店やメニュー選びに保守的なので、今まではついつい焼肉かお寿司の2択になりがちです。だから私の食の幅は、連れ出してくれる周りの友人や仲の良い先輩方のおかげで広がっています。変わり種の料理にも興味はあって、最近は「レモン鍋」にハマっています! 塩ベースにレモンの爽やかさがプラスされていて、春・夏でも食べたくなる鍋なんです。ベーコンを入れると、脂が溶け出してさらにスープがおいしくなるので、絶対に欠かせません!
ほかにも、乳製品が大好きなのでクリームやチーズが恋しくなり、ついつい食べ過ぎてしまうことがあるんです。そんな時に大活躍するのが、おいしくいただけて、カロリー調整にも役立つお蕎麦。ちなみに私の実家では、年末に親戚の手打ち蕎麦を食べるのが恒例行事なんです。歯応えがある太めの麺で、手作りならではの素朴な味わいがたまりません。蕎麦の味を存分に楽しみたいので、我が家ではシンプルにかけ蕎麦でいただいています。これを食べて、やっと「1年が終わるな〜」と実感するんです。だから、私にとってお蕎麦は、昔から慣れ親しんだホッとできる食事でもあります。
今回そんなお蕎麦が、オシャレに「塩レモンクリーム蕎麦」としてアレンジされていてビックリ! 大好きなクリーム系&マイブームのレモン味で、撮影が終わってからも食べ続けちゃいました(笑)。
普段は自炊も多く、よくお味噌汁を作っています。以前、お出汁は顆粒状の素を使っていたのですが、食事にこだわりのある先輩から「昆布から出汁を取ると味が全然違うよ」と教えてもらってから、これだけは継続しています。凝ったものはあまり作りませんが、水に昆布を浸すだけなら簡単ですし、お料理が優しい味になるんですよね。この小さなひと手間が味をおいしくするんだな、と改めて感じました。
撮影先で出会う、その土地ならではの味が大好き!
お仕事で地方に行った時、一番楽しみなのが、その土地のごはん! 最近もおいしいものが食べたくて、マネージャーさんに「北海道と沖縄に行けるお仕事がしたい」とお願いしたばかりです(笑)。
これまでに特に印象深かったのは、北海道で食べた海鮮丼。それまでウニとイクラが苦手だったのですが、この時食べたものは獲れたてで雑味がなく、衝撃的なおいしさでした。北海道でしかこれを味わえない、というのがまた一層おいしく感じさせるんですよね。
私の地元、鹿児島もおいしい食材がたくさんあるので、年に数回の帰省がすごく楽しみなんです。魚介類が豊富なので、カジュアルに入れるお寿司屋さんでも鮮度抜群ですごくおいしいんですよ。あと、私のお気に入りは「きびなごのお刺身」。ちょっと甘めの酢味噌に付けていただくと絶品です! 地元や北海道だけでなく、さまざまな地域を回ることができる女優という仕事はとても贅沢だなと思っています。次の撮影先でもどんなおいしいものに出会えるか、今から楽しみです!
Profile
桜庭ななみ
1992年鹿児島県出身。2008年に女優デビュー以来、数々の作品に出演し、第35回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。近年では香港・中国合作映画ジョン・ウー監督作品「マンハント」への出演や中国語サービス「NHK華語視界」で中国語でMCをつとめるなど、海外でも高い評価を得る。2019年度後期のNHK連続テレビ小説「スカーレット」では主人公の妹役が決まっており、さらなる活躍が期待される。
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