「登山恋愛旅」で深めるキズナ~人生の縮図を旅する~
目次
あけましておめでとうございます。
今回恋愛旅で行って来たのは茨城県にある「筑波山」。
そうです、山です。
渋いなと思われるかもしれませんが、今回は奥さんと2人ではなく、お義母さんも一緒の3人恋愛旅。お義母さんの趣味が登山なのでたまにご一緒するんです。恋愛っていうのは、そこから結婚に発展すると相手の家族も愛していくことになる。だからこれも「恋愛旅」と呼ぶことにする(笑)
どうしても相手の家族と合わない人は無理に仲良くする必要はないと思うけど、そうじゃないなら仲良しのほうが楽しいじゃない。
というわけで、レッツ登山。
少し前から「山ガール」なんて言葉が出てきて、登山もわりとオシャレなイメージがあるが、登山デートを考えている人に伝えたい。
山は、ガチで険しい(笑)
筑波山はまだ観光地的な登りやすい山。それでもこの険しさ。
オレは登山靴を履いて、アイスクライミング用の本格的な登山ウェアを着ているが、奥さんは家にあるジャージを片っ端から着込み、足元はスニーカー。
その結果、こうなる(笑)
本格的な登山ウェアはなくても代用可能だが、靴だけは登山靴を買うことをオススメする。これは登山未経験者に対するガチのアドバイス。スニーカーだと足首をぐねることがあるし、靴底や足首がしっかりしてる登山靴のほうが圧倒的に疲れにくい。
登山恋愛旅は、人生の縮図だ。
頂上という目的地に向かって、励まし合い、時には手を差し伸べ、休憩し、再び歩いていく。
まるで人生の縮図である登山は、恋愛においても大切な要素が詰まっている。
オシャレなレストランでディナーを食べるような向き合って楽しむデートとは違い、協力して進んでいくという、まさにパートナーとしての恋愛旅ができるのだ。結構しんどいので、普段隠しているような性格もあらわになる(笑)
結婚を考えているような相手とは一度登山恋愛旅をしとくのはいいかもしれない。人生を共に歩んでいくパートナーとして、人間力を知る、いい機会になるだろう。
大体の山はゆっくり登っても2時間くらいで頂上に辿り着く。
この日一番元気だったのはお義母さん(笑)
青森の田舎育ちで富士山も一人で登ってしまうお義母さんは頂上でもこの余裕。
そして、登山恋愛旅の醍醐味といえば、頂上で食べる手作り弁当。
この日はお義母さんが作ってきてくれたのでやたらと量が多い。これはお義母さんあるある(笑)
登山経験のある方はわかると思うが、2時間登山した後の食事は、体中がエネルギーを欲してる感じがして味が全く違う。普段何気なく食べているキットカット一つでも、山で食べると美味しさがケタ違いだ。高級レストランで食べる豪華ディナーもいいが、山で極限まで体を疲労させたあとのおにぎりはそれに匹敵する。
こんな共有体験はキズナを深めること間違いなしだ。
キズナが深まった3人。
今回のような3人旅は、奥さんとお義母さんの親子の関係性も垣間見えて微笑ましい。そして、奥さんの幼少期のエピソードなんかもお義母さんから聞けて楽しい。
登山恋愛旅は普段のデートとは違い、苦しい体験を共有できる。人生には良い時も悪い時もあるだろう。苦境に立った時にあなたのパートナーはそれをどう乗り越えていくのだろうか。 明るく乗り越えるのか。
それとも弱音を吐きまくるのか。
すぐに手を借りようとするのか。
はたまた、自分でなんとかしようとするのか。
パートナーがどんな人であったとしても、それを知り、横に寄り添い続けることを愛情と呼ぶのではないだろうか。登山恋愛旅でパートナーの理解をより深め、手を取り合って歩んでいって欲しい。
オレはそう思っちゃうんだよね。
恋愛マスターくじら